脳や神経の病気の早期発見につながる
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神経型ベーチェット病はどんな症状があらわれる?
~発症から受診、診断まで~

代表的な脳や神経の病気について、その発症から受診、診断までの道のりを紹介します。
脳や神経に原因があるため、異なる病気でも似たような症状があらわれます。一方、それぞれの病気に特有の症状もあります。
Iさん (40代、男性)
急性型神経ベーチェット病

【特徴】高熱と頭痛などの髄膜炎症状。めまいなどの症状も。

①発症

ひどい口内炎ができ、食事にも影響がありましたが、疲れがたまっているのかと様子を見ていました。 Iさんの急性型神経ベーチェット病が発症したとき、ひどい口内炎ができ、食事にも影響があった

②受診1

半年後、突然目の痛みとまぶしさを感じ、近くの眼科を受診。繰り返していた口内炎についても説明したころ、総合病院への受診を勧められました。
Iさんの急性型神経ベーチェット病が発症したとき、半年後、突然目の痛みと眩しさを感じた

③受診2

2日後、総合病院の眼科を受診し、目の症状や繰り返す口内炎について伝えました。先生から、ニキビのような皮疹があることも指摘され、ベーチェット病と診断されました。

③受診3

3年後、急な発熱と頭痛のため風邪だと思いかかりつけ医を受診。ベーチェット病であること、発熱のせいかふらつきもあることを伝えると、急いで総合病院を受診するよう指示されました。
Iさんの急性型神経ベーチェット病が発症したとき、3年後、急な発熱と頭痛でふらつく

⑤診断

翌日、総合病院を受診。
髄液検査やMRI検査を受けたところ、『急性型神経ベーチェット病』と診断されました。

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Jさん (30代、女性)
慢性進行型神経ベーチェット病

【特徴】物忘れや言語障害などの症状が徐々に進行する。

①発症

足のすねあたりに、赤みを帯びて盛り上がった皮疹が出るようになりました。また、昔から口内炎も繰り返していましたが、体質かと市販薬での対応で様子を見ていました。
Jさんの慢性進行型神経ベーチェット病が発症したとき、足のすねあたりに赤い斑点(皮疹)ができた

②受診1

3年後、外陰部に潰瘍ができ婦人科を受診。ヘルペスと診断され外用薬で治療していましたが改善が見られませんでした。口内炎や皮膚症状もあったので、ベーチェット病が疑われ、大学病院の膠原病内科を紹介されました。

③受診2

婦人科から紹介を受けて3日後、大学病院を受診し、これまでの症状など詳細な問診と血液検査を受け、先生からベーチェット病と診断されました。その後、内服薬を服用していました。

③受診3

2年後、時折、物忘れが気になるようになりましたが、一時的なものと深く考えていませんでした。さらに2年が経過した頃、徐々に言葉が出ないことが増え、家族から性格が変わったなどの指摘があり、膠原病内科の先生に相談しました。
Jさんの慢性進行型神経ベーチェット病が発症したとき、徐々に言葉が出ないことが増え、性格も変わったと指摘があった

⑤診断

膠原病内科の先生から脳神経内科を紹介され、検査入院となり、髄液検査やMRI検査などを受けたところ、先生から『慢性進行型神経ベーチェット病』と診断されました。

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神経型ベーチェット病にあわられる主な症状

ベーチェット病による神経症状は、ベーチェット病と診断されてから数年経って発症すると考えられています。神経症状には急性型と慢性進行型があり、それぞれ出現する症状が異なります。
急性型神経型ベーチェット病にあわられる症状
慢性進行型神経型ベーチェット病にあわられる症状
※症状が気になる方は早めに脳神経内科医または主治医に相談しましょう。

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