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アルツハイマー型認知症(AD)はどんな症状があらわれる?
~発症から受診、診断まで~

代表的な脳や神経の病気について、その発症から受診、診断までの道のりを紹介します。
脳や神経に原因があるため、異なる病気でも似たような症状があらわれます。一方、それぞれの病気に特有の症状もあります。
Lさん (50代、男性)
アルツハイマー型認知症(AD)

【特徴】記憶障害や迷子になるなど、仕事や生活に支障をきたすように。

①発症

昔は得意だったのに、新しいことを覚えるのが苦手になってきました。しかし、歳のせいだろうと諦めていました。
Lさんのアルツハイマー型認知症が発症したとき、昔は得意だったのに、新しいことを覚えるのが苦手になっていた。

②受診1

1年後、大切な約束を忘れてしまうなど、仕事でのミスが続き、かかりつけの内科を受診。最近の状態を伝えたものの、医師からは少し休息をとってみてはどうかと勧められました。
Lさんのアルツハイマー型認知症が発症したとき、1年後、大切な約束を忘れてしまうなど、仕事でのミスが続いた。

③受診2

半年後、いつもの出張先で、自分がどこにいるのかわからなくなり、こわくなってすぐにかかりつけの内科を受診。医師から、うつ病や脳の疾患の話を聞き、心配なら大きな病院で診てもらってはどうかと、紹介状を書いてもらいました。 Lさんのアルツハイマー型認知症が発症したとき、数ヵ月後、総合病院の総合内科を受診。筆記テストや血液検査、脳画像検査などを受けた。

④受診3

数ヵ月後、総合病院の総合内科を受診。筆記テストや血液検査、脳画像検査などを受けました。血液検査の結果がすぐにはでないとのことで、いったん帰宅しました。

⑤診断

翌週、総合病院を受診すると、脳神経内科を案内されました。医師から先日の検査結果についての説明があり、認知症の一つ『アルツハイマー型認知症』と診断を受けました。

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アルツハイマー型認知症(AD)にあわられる主な症状

アルツハイマー型認知症は、脳の中にあるタンパク質が蓄積して神経細胞が傷害され、脳が萎縮する病気です。
認知症の一つで、記憶の中枢である海馬付近から生じます。
記憶障害からはじまり、徐々に認知機能が低下します。
アルツハイマー型認知症(AD)にあわられる症状
※症状が気になる方は早めに脳神経内科医または主治医に相談しましょう。

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