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脳や神経の病気の早期発見につながる
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どんな症状があらわれる?
~発症から受診、診断まで~
代表的な脳や神経の病気について、その発症から受診、診断までの道のりを紹介します。
脳や神経に原因があるため、異なる病気でも似たような症状があらわれます。 一方、それぞれの病気に特有の症状もあります。
Aさん (30代、女性)
たはつせいこうかしょう
多発性硬化症(MS)
【特徴】症状があらわれたり、治まったりする。
①発症
手足のしびれや疲労感を感じたものの、単なる疲れだと思って様子を見ていました。
Aさん(手のしびれ)
②受診1
数日後、目が見えにくくなり、近くの眼科を受診。検査はしてもらいましたが異常なしとのこと。その後、1週間ほどで症状は治まりました。
Aさん(視力の低下)
③受診2
半年後、手足のしびれが再びあらわれ、総合病院の整形外科を受診。ここでも検査で異常は見つかりませんでした。
Aさん(手足のしびれ)
④受診3
さらに、視力低下があらわれたため、再度総合病院を受診。脳外科でMRI検査を受けたところ、神経内科を紹介されました。
⑤診断
神経内科では「以前に同様の症状がなかったか」を聞かれました。半年前にも同じような症状があったことを伝えました。
検査入院をして、血液検査、髄液検査、MRI検査などを受け、『多発性硬化症』と診断されました。

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Bさん (30代、女性)
たはつせいこうかしょう
多発性硬化症(MS)
【特徴】急激な視力低下が起こり、改善後も再発する。
①発症
右眼の視力が急激に低下しましたが、疲れのせいと思い、夜も遅かったため、その日は寝てしまいました。
Bさん(急激な視力の低下)
②受診1
翌朝、さらに右眼の視力低下が進んだため、近くの眼科を受診。眼の奥が痛むことも伝えました。医師から「視神経炎だと思います。すぐに総合病院の眼科を受診してください」と紹介状を渡されました。
Bさん(眼の奥が痛む)
③受診2
そのまま総合病院へ行き、眼科を受診。 検査後、ステロイドパルス治療(※1)を受けたところ、視力は改善しました。その後、抗AQP4抗体検査(※2)は陰性だったと病院から連絡がありました。
④受診3
4ヵ月後、再び急激に視力が低下し、視野の中心が見えにくくなったため、総合病院を再受診。医師から「このまま神経内科に行きなさい」と言われ、すぐに神経内科に案内されました。
Bさん(視野の中心がみえにくい)
⑤診断
神経内科には、すでにこれまでの経緯などが伝わっていました。
まずは視神経炎を治療するため入院し、さらに血液検査、髄液検査、MRI検査などを受け、『多発性硬化症』と診断されました。

※1:症抑制や免疫抑制作用のあるステロイド剤を短期間に大量に点滴する治療法で、早期に十分な効果を得るために用いられる。
※2:抗AQP4抗体陽性視神経炎との鑑別のために用いられる検査。

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多発性硬化症にあらわれる主な症状
多発性硬化症は中枢神経系(脳、脊髄、視神経など)に繰り返し炎症が起きる病気です。
炎症が起きる部位が人によって異なるため、あらわれる症状も人それぞれ異なります。
多発性硬化症にあらわれる主な症状
※症状が気になる方は早めに神経内科医または主治医に相談しましょう。

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